英検準1級と1級には大きなレベルの差があります。
そのため、準1級合格者が1級合格レベルに到達するためには、しっかりとした対策を行う必要があります。
この記事では、英検準1級と1級の差についてご説明したあと、準1急合格者が1級に合格するためにすべきことについてご紹介します。
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英検準1級と英検1級の差
英検準1級と1級の差について、語彙・リーディング・ライティング・リスニング・スピーキングの5つの観点からご説明します。
語彙・イディオム問題
問題形式や出題数は変わらず、単純に語彙数が増えます。
英検1級に必要な語彙数は10,000〜15,000語です。
英検準1級に必要な語彙数は7,500〜9,000語であるため、倍の語彙数が必要です。
ちなみにネイティブスピーカーの語彙数は20,000〜35,000語といわれているため、英検1級の語彙数を獲得しても、さらなる積み上げが必要です。
リーディング
問題構成はほぼ同じですが、英検1級は準1級より抽象度が高く、文字数の多い文章が出題されます。
そのため、文章を読解する難易度は高いのですが、問題自体はそれほど難しくないです。
ライティング
出題形式は同じですが、記述する語数が違います。
英検1級に求めらる語数は200〜240語で、英検準1級の120〜150語に対して2倍。
また、出題内容も抽象的で、より大きな視点からの回答が求められます。
リスニング
英検1級では、インタビュー形式の問題が追加されます。
英検1級のリスニングで最も難しいとされるのはPart2の問題であり、非常に抽象度の高い問題が出題される。
逆にらPart1とPart3の問題は、英検準1級に合格する実力があれば、語彙数さえ増やせば解ける問題です。
スピーキング
出題形式が英検1級と準1級とで大きく違います。
準1級では、日常生活やビジネスなどの具体的な場面が設定され、その中の登場人物になりきるような形で質問に回答していきます。
一方、英検1級では、政治、環境、教育、貧困など、社会問題についての質問に対し、自分の意見を英語で述べる形式の問題が出題されます。
英検1級レベルに到達するには
英検準1級合格者が英検1級に合格したい場合に、前章でお伝えした差を埋めるために、行うべき対策とオススメ参考書・問題集をご紹介します。
語彙・イディオム
パス単 → イディオム問題集 → 過去問が定番の学習手順です。
英検1級 でる順パス単
パス単はA、B、Cの3つの章に分かれていて、試験での頻出度がA > B > Cの順になるようにまとめられています。
A、Bを7割くらい覚えられたら、後述の問題集に移りましょう。
英検1級 語彙・イディオム問題500
語彙・イディオムの問題集として最高傑作といってもいいほどの問題集です。
解説が丁寧かつ簡潔で分かりやすく、問題ページと解説ページが見開きになっているため、ストレスや無駄な時間なく解き進めることができます。
リーディング
英検1級のリーディングは難しいですが、問題集を使うことで対策可能です。
英検1級 長文読解問題120
各章ごとの問題がまとめられています。
難しい問題もありますが、2周すれば合格に必要な力が身につきます。
ライティング
ライティングは闇雲に自分の意見を英語で書けばいいというものではありません。
ライティングの書き方などから学ぶ必要があります。
英検1級 ライティング大特訓
ライティングで必要な型を学ぶことができます。
この1冊をやりきれば、ライティングの力は十分につきます。
リスニング
英検1級 リスニング問題150
この問題集を2〜3周することで、リスニングの力が確実につきます。
スピーキング
英検1級 二次試験・面接 完全予想問題
一次試験が終わってからの対策で十分です。
英語で意見を言う練習として最適な問題集です。
最後に
この記事が、あなたの英語1級合格に役立てば幸いです。
それではまた、別の記事でお会いしましょう。
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