
英検準1級を受けようか迷ってるけど、自分が受けて意味あるのかな?
この記事では、英検準1級を取得している私が、英検準1級を受検すべき人についてご紹介します。
この記事の内容
- 英検準1級を受検すべき人の特徴
- 英検準1級を受検すべきでない人の特徴
後半では、英検準1級を受検すべきでない人についてもご紹介します。
この記事を読めば、あなたが英検準1級を受けるべきかどうかについて、はっきりと判断できます。
この記事の執筆者
ここで、簡単に私の自己紹介をさせていただきます。
- 英検準1級取得済
- TOEIC785点
- 現在は英検1級合格にむけて学習中
実際に私自身が英検準1級に合格しており、また、現在は1級に向けて学習継続中の身でもあるため、受検者目線で信頼性のある内容を書けていると思います。
ぜひ、ご参考にしてくだい!

英検準1級を受検すべき人
それでは早速、英検準1級を受検すべき人をご説明します。
就職活動や転職活動で英語力をアピールしたい人
就職活動や転職活動で英語力をアピールしたい人は、英検準1級がオススメです。
就職活動や転職活動で有利な英語の資格といえばTOEICのイメージが強いですが、英検準一級も取得しておくことで、差別化ができます。
わたし自身、英検準1級取得者であるため、就職活動や転職活動の際は、履歴書の資格欄に英検準1級と記載していました。
その効果か、書類通過率は80%以上でした。
就職活動や転職活動の書類通過率は30〜50%程度といわれているため、これはかなり高い数値だと思います。
英検準1級を取得しておけば、堂々と履歴書や面接でアピールできます。
大学入試で英語を得点源にしたい人
英検準1級は大学入試ではGMARCH、関関同立〜早慶レベルといわれています。
英検準1級を大学入試より先に取得しておくことで、大学受験では圧倒的に有利になります。
英検準1級レベルの実力があれば、大学受験では英語を得意科目とすることができます。
また、多くの大学で英検準1級取得者は英語の点数が優遇されるなどのメリットもあります。
英語が得意な高校生は、大学入試前に英検準1級を取得しておくと有利です。
将来的に英語の仕事に携わりたい人
英検準1級は、英語が得意ですといえるレベルの英語力を身につけることができます。
将来的に英語を使った仕事に携わる場合、英検準1級への学習で身につけた語彙力やライティング能力などが、必ずいきるときがきます。
スピーキングやリスニングの力は、英検準1級の実力のみではまだまだ不十分ですが、そこからさらに学習を続けることで、将来の仕事につなげることができます。
ゆくゆくは英検1級を取得したい人
英検1級を取りたいけど、まだ英検準1級を取得していない人は、まずは準1級の取得をオススメします。
英検はTOEICや大学受験とは大きく形式が異なる試験であるため、TOEICや大学受験で英語に得意意識のあるひとでも、苦戦してしまうことが多いのが特徴です。
そのため英語力に自信があったとしても、いきなり最難関レベルの英検1級を目指してしまうと、躓いてしまう可能性があります。
まずは英検準1級を取得し、試験の形式に慣れることで、次のステップとして英検1級に挑戦すると効果的です。
準1級も1級も試験の出題形式はほぼ同じであるため、合格するための実力が身に付きます。
スピーキングの力試しをしたい人
英検準1級には、TOEICや大学受験とは違って、スピーキングテストがあります。
そのため、英語のスピーキング能力を試す上での、絶好なチャンスです。
合格すれば、スピーキング能力も証明できるので、就職や転職などのビジネスの場においてもアピール可能です。
せっかく英検準1級を受検するなら、スピーキングの練習をしてから受けた方が、実力が身に付きます。
私は『KIRIHARA Online Academy』をオススメしています。
『KIRIHARA Online Academy』は、「Forest」や「Next Stage」などの文法書でおなじみの桐原書店が運営しているオンライン英語スクールです。
英検に特化したカリキュラムを開催していて、ここでしか受けられない英検特化のマンツーマンの授業を提供しています。
料金も安いので、コスパは最強です。
体験レッスンは無料なので、まずは体験だけでも受けてみることをオススメします。

語彙力を高めたい人
英検準1級に合格するためには、7,500〜9,000語の語彙が必要です。
そのため、英検準1級の学習をする過程で、否が応でも語彙が身に付きます。
7,500〜9,000語の語彙を手に入れるとどうなるかというと、英語のWEBサイトや洋書を、辞書を併用すれば読めるようになるレベルです。
正直、英検準1級レベルの語彙数では、辞書なしでネイティブと同じレベルの書物を読むことはできません。
英語ネイティブは20,000〜30,000語の語彙数といわれているため、9,000語でもまだまだ遠く及ばないためです。
でも9,000語の語彙すらないと、辞書を併用しても読めないので、日本人の英語学習者としては、これは大きな進歩です。
語彙数はあとからどんどん増やせるので、ネイティブレベルまで語彙を高めたい人には通過点として、また積み上げていけば良いのです。
英検準1級を受検すべきでない人
これまでは英検準1級を受けたほうがいい人についてご紹介しましたが、ここでは逆に、受けるべきでない人をご紹介します。
当てはまる場合は、英検準1級の受検を考え直した方が良いかもしれません。
英検準1級を英語学習のゴールにしたい人
英検準1級を英語学習のゴールにしたい人は、英検準1級を受検しない方がいいです。
その理由は2つあります。
1. 英語の実用レベルとしては不十分
英検準1級に合格するのはすごいことですが、英語をペラペラに話すレベルにはまだまだ到達できません。
英語を実用レベルで活用できるレベルに到達するには、英検1級くらいの英語力は欲しいところです。
英検準1級のレベルについて知りたい方は、詳細を記載した以下の記事をご参照ください。
2. より上位の資格がある
みなさんご存知かと思いますが、英検準1級には上位の資格があります。
そう、英検1級です。
英検準1級取得で止まっていると、
「英検1級に合格する実力がないから、準1級でリタイアした人」という見方をされかねません。
ビジネス英語を効率よく習得したい人
英検で出題される問題は、ビジネスよりも日常生活や学術系の内容がメインです。
そのため、ビジネス英語をサクッと学びたい方には不向きな試験です。
ビジネス英語を学びたい場合はTOEIC、英語の総合力を学びたい場合は英検を選ぶのが最適です。
海外での英語力の証明に使いたい人
英検は、日本国内では権威性のある有名な資格ですが、アメリカやイギリスでは全くの無名の資格です。
海外で英語力をアピールしたいならIELTSやTOEIC、TOFLEなどの資格を取得するべきでしょう。
まとめ | 当てはまるなら行動あるのみ!
以上、英検準1級を受検すべき人と、受検すべきでない人についてご紹介しました。
『受検すべき人』に1つでも当てはまっているなら、ぜひ受検してみてください!
あなたの人生が好転するキッカケとなるはずです。
この記事が、あなたの英語学習の前進にお役立ちできていれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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