
英検準1級って、合格してなんかメリットあるの?
TOEICの方がよくない?
この記事では、英検準1級を取得している私が、英検準1級を取得するメリットについてご紹介します。

この記事で解決できるお悩み
この記事を読むことで、あなたの抱えている以下のようなお悩みやモヤモヤを解消できます。
- 英検準1級の受検を考えてるけど、取得するメリットってあるの?
- TOEICだけでよくない?
- 受検するからには、無駄にならないか不安
- 合格したら、どう生かせるの?
この記事の執筆者
まず簡単に自己紹介をさせてください。
この記事を書いているわたしの状況ををお伝えします。
- 英検準1級合格済み
- TOEIC785点ホルダー
- 現在は英検1級合格に向けて学習中
私は大学生の時に英検準1級を取得し、就職・転職・社会人経験などを通して、様々な点でそのメリットを感じてきました。
この記事は、実際に私が感じたメリットをもとにまとめたものです。
英検準1級の受検を検討している方は、ぜひお読みください。
これを読めば、英検準1級を受検するモチベーションが、グッと上がるはずです。

英検準1級を取得するメリット
それでは早速、英検準1級を取得するメリットについてご紹介します。
英語力をアピールできる
英検準1級を取得していると、「英語が得意な人」としてアピールできます。
英検は日本で最もよく知られた英語の資格です。
英検はTOEICよりも歴史があり、文部科学省後援という、国お墨付きの資格でもあるため、老若男女問わず誰もが知っている試験です。
そんな英検の中でも上から2番目に高いレベルである英検準1級は、英語力の高さをアピールするために大変有効です。
わたし自身、周囲に英検準1級を取得していることを伝えると、「すごいね」、「英語が得意なんだね」、「英語が必要な仕事があるんだけど、お願いできる?」などの反応が返ってくることが多く、英検準1級の威力を実感しています。
英語力をアピールしたいなら、『英検準1級取得済』という肩書きは、大きな武器になってくれます。
就職や転職で有利になる
履歴書に「英検準1級合格」と書くと、有利になります。
履歴書で英語力をアピールしたい場合、「英検2級」や「TOEIC600点」などとアピールする人もいますが、「英検準1級」はそれらよりもレベルの高い資格であるため、周りとの差別化が可能です。
また、英検はTOEICと違ってスピーキングテストもあるため、英語を「話す力」をアピールすることもできます。
英語を業務で活用する機会のある職種の場合、その効果はさらに高まります。
英検準1級のスピーキングテストは、そこまでレベルが高くないので、スピーキングテストが行われる二次試験は、実は比較的簡単に合格できます。
それでも、「スピーキングテストに合格した」という事実は、就職や転職の場で英語の”話す力”をアピールするのに十分です。
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英語力が上がる
英検準1級合格に向けた学習をすることで、あなたの英語力自体も確実に上がります。
特にわたしがメリットとして強く感じるのは、英語の語彙数が増えることです。
英検準1級に合格するためには7,500〜9,000語の英単語を覚える必要があるといわれており、合格するための鍵ともいえます。
つまり、英検準1級に合格するための学習の過程で、7,500〜9,000語の英単語の語彙数が手に入るということです。
そして、英検に限らず英語力向上において、「語彙数を増やす」ということは非常に重要です。
語彙数が増えるということは、その分だけ英語を理解できる範囲が広がるということです。
語彙数を増やすことで、ネイティブ向けに書かれた英語の文章がスラスラと読めるようになります。
英検準1級に合格すれば、ネイティブレベルの英語に近づくことを意味しています。
自信がつく
英検準1級は、世間からも一目おかれる英語の難関資格です。
合格率も約15%と低く、誰でも合格できるような試験ではありません。
そのため、英検準1級を取得していることは、自分の英語力に対する自信にもつながります。
英語を実用レベルで使えるようになるためには、自信を持つことも重要か要素であるため、これは大きなメリットとなります。
実際にわたしも、英検準1級に合格してからは、外国人と積極的に英語でコミュニケーションをとれるようになりました。
それは、「英検準1級に合格するくらいに英語力が高まったから」というよりは、「英検準1級を取得したことで自信ができたから」でした。
大学入試に利用できる
国立・私立とわず多くの大学において、入試で英検による評価を導入しています。
学部にもよりますが、青山学院大学や立命館大学などの有名大学でも、入試への出願要件になっていたり、入試における英語の得点が満点換算されたりします。
これは、英検準1級が高い英語力の証明になるためです。
東京大学、京都大学、早稲田大学などの有名難関大学から地方大学まで、様々な大学が、入試に英検を導入済みです。
入試で英検を利用できる大学については、英検のWebサイトで一覧が公開されています。
大学受験に英検を利用したい方は、志望校が英検を入試に導入しているかどうかを確認してみてください。
英検公式サイト↓
志望校の入試で英検が利用できる場合、英検準1級合格を大学合格への大きなアドバンテージとすることができます。

大学の英語科目の単位として認定される
大学にもよりますが、英語科目の単位として認定してくれる大学もあります。
例えば、明治大学の政治経済学部では、英検準1級を取得することで4単位も認定されます。
通常の科目の単位数は1学期で2単位分であるため、2科目分の単位を認定されるのはとても大きいですよね。
ただし、すべての大学で認定されるわけではないため、通っている大学のシラバスや大学の公式サイトを確認してみましょう。
英検1級が目指せる
英検準1級に合格すれば、英検1級合格も射程圏内に入ってきます。
英検1級と英検準1級の最も大きな差は、合格に必要な語彙数です。
英検準1級合格には7,500〜9,000語が必要といわれていることに対し、英検1級合格には10,000〜15,000語が必要といわれています。
逆にいえば、この差を埋めることさえできれば、英検1級の合格が近づきます。
たしかに英検1級では、長文の抽象度が増したり、リスニングで話される内容が長くなったりと、各問題の難易度も上がります。
でも、英検準1級に合格する実力があれば、実はそれほど難しくはありません。
たとえば、必要な文法知識については、英検準1級と英検1級とで全く差がありません。
つまり、英検準1級に合格できた人は、語彙数を増やした上で問題集や過去問などに堅実に取り組めば、英検1級にも合格できます。
TOEICのスコアアップにもつながる
英検準1級合格に向けて培った英語力は、TOEICなどの他の英語の試験でも役立ちます。
上述のとおり、英検準1級に合格するためには語彙数を増やす必要があります。
英検準1級の学習で覚えた単語は、英検以外の試験にも出題される可能性がもちろんあります。
特にTOEICでは問題を解くスピードが重要なので、知らない単語が出てきて手が止まってしまうと、大きなロスとなってしまいます。
英検準1級に合格していれば、そのようなロスを大幅に削減することができます。
最後に
英検準1級を取得することのメリットをご紹介しました。
英検準1級に合格すれば、たくさんのメリットがあることをご理解いただけたかと思います。
英検準1級の学習中にモチベーションが下がってしまったとき、この記事を見返していただければ、再びモチベーションが復活すると思います。
ぜひブックマークに登録して、何度でも読み返してください。
英検準1級に合格するための具体的方法については以下の記事でご紹介しています。
受検を検討している方は、ぜひ読んでみてください。
【100合格する具体的な学習方法】英検準1級に受かるにはどうすればいい?
あなたが英検準1級に合格することを願っています。

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